【世界一受けたい授業】 大人も子どもも能力アップ♪ 絵本専門士の日テレアナ杉上佐智枝さんによる2019年読んで欲しい絵本!

2019年1月26日(土)世界一受けたい授業で放映!大人も子どもも能力アップ!絵本専門士である日テレアナ杉上佐智枝さんによる2019年読んで欲しい絵本をまとめました。

子どもが思わず声を出し、動いてしまう参加型絵本など、2019年に絶対読んで欲しい絵本を、ぜひ御覧ください♪

目次

大人も子どもも能力アップ! 2019年読んで欲しい絵本とは?

「おしっこちょっぴりもれたろう」(文:ヨシタケ シンスケ、絵:ヨシタケ シンスケ、 PHP研究所)


■子どもの悩みがちょっぴり軽くなる不思議な絵本

今大人気のヨシタケシンスケさん。こちらの本も発売1週間で10万部を超えたベストセラーです。

あらすじは以下の通り。

ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。ズボンをはいたらわかんないんだから。しばらくするとかわくんだから。でも、ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、ほかにもいるんじゃないかな?

そうして外に出るもれたろう。くつしたがズレている子どもや、ほうれんそうが歯にはさまっている子など…、いろんな人には会うけど、おしっこちょっぴりもれたろうは居ない。そこで現れたおじいちゃん。おじいちゃん実はおしっこちょっぴりもれたろうだった。ようやく心が晴れたもれたろうだったのでした♪

子どもの悩みがちょっぴり軽くなる!?

ヨシタケシンスケのユーモア絵本です。子どもはケラケラ笑いながら、ちょっぴり心が軽くなっているそうな。

ぜひ、御覧ください♪

「たべてあげる」(文:ふくべあきひろ、絵:おおのこうへい、教育画劇刊)


■意外すぎる結末の絵本!?

スキキライしてる子だーれだ?ごはんを残さなくなる絵本。それが「たべてあげる」です。

ただ、あまりの結末に話題の絵本でもあります。

主人公のりょうたくんはピーマンが大嫌い。
そこに小さなりょうたくんが現れる。

嫌いなものは何でも、小さなりょうたくんが食べてくれる。
毎日毎日、嫌いなものをちいさなりょうたくんに食べてもらうことで、親から褒められる主人公のりょうたくん。

次第に嫌いなもの以外もどんどん食べていき、いつのまにか主人公のりょうたくんを超える大きさに。

そして最後には…、まさかの主人公のりょうたくんが食べられてしまうのです!!!
そのまま小さなりょうたくんが家族の一員となり、そのまま暮らすという衝撃の絵本。

作者の意図としては、もともとグリム童話などから始める絵本は怖いものが多い。
それはなぜかというと、そういった怖さが子どもの行動を変えるから。

つまり、時として怖い存在がいたほうが、子どもはまっすぐ育つという考えに立っているんです。

子どもがスキキライをしないように、その大切さを教えてくれる絵本「たべてあげる」。
ぜひ一度御覧ください。

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ぜったいに おしちゃダメ?(文:ビル・コッター、絵:ビル・コッター、サンクチュアリ出版 )


■楽しい絵本でこどもたちの心を掴む!子どもに大ウケの絵本!!!

あすなろ幼稚園の園児19人にも協力してもらい、実際に杉上佐智枝さんが読み聞かせをしました。

最初はシーンと聞いていた子どもたち。後半はもう絵本に群がって凄いことに!!!

そう、この絵本には1つだけルールがあるんです。

絵本に書かれているボタン。実際に園児にも配られたボタン。

そのボタンを押しちゃだめだということ。

子どもたちも押さないよー!と言っていました。

しかし、何度も絵本で繰り返される「でもね、押しちゃったらどうなるんだろう…」というフレーズ。
徐々に子どもたちも押したくなっていきます。子どもも我慢状態。

そして、ついに絵本の中で「誰も見てないからちょっとだけ押しちゃおうか?」というフレーズが。

ちょっとだけね。と言うと、子どもたちも「じゃあ」という感じで、次々と押していきました。

すると、絵本に出てくる怪獣が「ああー黄色くなっちゃった!!!」と大騒ぎ。

子どもたちも大笑いで、大はしゃぎしていました。

もう一度押すと、今度は怪獣が「水玉になっちゃった!!!」と大騒ぎ。

またゲラゲラ笑う子どもたち。

すると、「お腹をこすると元にもどる」ようだと怪獣が言うと、

子どもたちがどんどん絵本に集まって、こするんです。何度も何度も。

子どもたちが夢中になって絵本に参加してしまう参加型絵本。

ぜひ、一度御覧ください♪

どんなかんじかなぁ(文:中山千夏、絵:和田誠 、自由国民社)


■障害がテーマの本!でも最後には人生を肯定したくなるような話に感動!!!

冒頭は以下のようなフレーズから始まります。

・・・・・・・・・・・・・
ともだちの まりちゃんは めがみえない。

それで かんがえたんだ。
みえないって どんなかんじかなあって。

しばらく めを つぶっていたら わかるかもね。
うん、めを つぶっていてみよう。

・・・・・・・・・・・・・

なんてたくさん
いろいろな おと!!

ぼくは おどろいて めをあけた。
まえと おなじ しんとした よのなかだった。

だから まりちゃんにあったとき いったんだ。

みえないって すごいんだね。
あんなにたくさん きこえるんだものね。
みえるって そんだね。
ちょっとしか きこえてないんだものね。

まりちゃんは わらって、こういった。
「ひろくんって、かわってる!」
・・・・・・・・・・・・・

そして後半に進んでいきます。

神戸にいたときに震災で家族が亡くなった友達がいた。
身の回りの人がいなくなるなんて考えられない。

寂しいんだろうな?
でも分からない。だから聞いてみた主人公。

そうすると、「そうでもないよ」と話した友達。
本当かなぁ?
また考え続ける主人公。

その次の日。その友達が主人公に話しかけてくる。

1日じっと動かないでいる。どんな感じかなぁ?って思って自分もやってみた。

どんな感じだった?と聞く主人公。

動けないってスゴイんだね。
じっとして空を見上げたら、わかったことも一杯あったよ。
学者さんみたいにいろいろ考えているんだね。

そう主人公の少年は車椅子で歩けなかったんです。

それでも、今日も僕はいつものように考えている。どんな感じかなぁ?と。

最初は設定が分からない中で進むんですが、後半で主人公が歩けないとわかったとき。
周りの反応も含めて、多くのことを考えさせられる絵本。

それでも読み終わった時に人生を肯定したくなる不思議な絵本。

ぜひ、御覧ください。

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