9月14日(土)の世界一受けたい授業は・・・
▼夏より怖い秋の虫!蚊は気温が下がる9月が活発になる
の対策は?刺されない方法や刺された場合の対応まで!8-1024x580.jpg)
【生徒役ゲスト】
蛯原友里、佐藤栞里、NON STYLE、橋本環奈、平野紫耀
先生役は虫刺されのスペシャリスト 夏秋教授
虫刺されのスペシャリストと呼ばれる夏秋教授が今回は教えてくださいました。
ちなみに50種類以上の虫に、300回も刺されている異常な研究熱心さを持っている教授。
有田さんからは変態だと言われていました(笑)
ただ、研究のために自らの皮膚で症状の経過を観察しているレベルの本気度。そんな夏秋先生が教える「夏より怖い蚊の虫刺され」。ぜひ9月は注意して過ごすことをおすすめします!
秋に活発になる「蚊」の対策
蚊と言えば夏の代名詞!しかし、9月こそ活発になるんです。
秋になると気温が30度以下になることが影響しています。35度以上の猛暑は活動が鈍るのですが、30度以下は逆に活動が活発化してしまうんです…。
しかし、蚊に刺されるぐらいなら良いのでは?と思う方も多いと思います。しかし単に痒くなるだけでは無いケースもあり、危険なこともあるんです。
特に日本脳炎、デング熱などは死の危険もあります。
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秋に活発化する蚊には注意しましょう!
虫除けスプレーのポイント
虫除けスプレーも欠かせないのですが、ムラができてしまう事には注意が必要です。
そんな時は、手で塗りのばすのがポイントです。
虫除けスプレーを使う時は、なるべくムラができないように注意しましょう。
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問題:虫除けスプレーがない時、体のある部分をふくと蚊に刺されにくくなる。その場所はどこ?
正解は…、
「足の裏」
足の裏には常在菌がすんでいます。これが蚊を誘うニオイの元なんです。足の裏をアルコールで拭くことにより、蚊を誘引するニオイ物質を減らすことができます。
ぜひ足の裏を拭いて、蚊に刺されにくい状態にしておきましょう!
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秋に活発になる「蜂(ハチ)」の対策
秋に怖い虫として、蜂(ハチ)がいます。
例えば広い公園やハイキングなど、蜂がたくさんいる場所は危険です。
特にスズメバチは9月が危険なんです。大きくなった巣を守るために刺す確率が高まるためです。
対策のポイント
狙ってくるのは主に「頭」や「目」です。
また蜂(ハチ)は「黒い服」に向かってくる習性があります。
つまり、「帽子」を被ること、そして「白い服」を着ることが対策として有効です。
問題:先生がハイキングで絶対にやって欲しくないことは?
正解は…
「香水をつけること」
なぜなら、香水のニオイが蜂を刺激するためです。絶対に気をつけてくださいね。
またもし、蜂(ハチ)が飛んできたら、一目散に逃げて蜂(ハチ)のテリトリーから離れるが大切です。また刺された場合は、患部を冷やして、しばらく安静にしましょう。
アナフィラキシーショックに注意!
また、もし蜂(ハチ)に刺された場合、注意すべきはアナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックとは、一度蜂(ハチ)に刺された場合にできる抗体が激しい反応を引き起こすアレルギー反応のことです。
アナフィラキシーショックが発生すると、皮膚が痒くなったり、お腹が痛くなったり、最悪の場合は5分で意識不明、30分で死に至ることもあります。
アナフィラキシーショックが起きた場合の対策としては、
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①原因となった食物や蜂の毒針などをすぐに取り除きます。蜂の毒針は取り除けるようでしたら抜いてください。
②アドレナリン自己注射薬を太もも前外側の筋肉に注射します
③急に動かしたりはせず、安静な体位をとるようにしてください
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この②のアドレナリン注射器。おそらく知らない方が多いと思います。
これはアナフィラキシーショックの進行を一時的に遅らせる効果があるんです。
問題:アドレナリン自己注射器を刺す場所はどこでしょうか?
正解は…
「太ももの外側」
理由としては2つです。
・太ももの外側は筋肉が発達しているので確実に筋肉に注射できる
・太い神経や血管などが無いため、損傷を最小限に抑えられる
ただ、こちらは医薬品になるため、市販されていませんし自己判断で使わないようにしてください。必要な場合は、アレルギー専門の先生に相談していただき、処方を受けるようにしてください。
秋に活発になる「ネコノミ」の対策
問題:激しいかゆみの原因となる公園によくいる虫とは?
正解は…
「ネコノミ」
ネコに寄生するノミのことです。ネコノミはネコに寄生して育ち、その後地面に落ちます。
その際に人が通ると、そこに飛びつき、血を吸うのです。
症状としては、血を吸われてから激しく痒くなることが多いです。
ネコノミが多い場所は「庭」や「公園」。
そういった場所に行く際には、「ズボンの裾」、「靴」、「靴下」に虫除けスプレーをしっかりとかけておきましょうね。
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秋に活発になる「クモ」の対策
街中で被害にあう虫といえばクモがいます。
その中でも危険な種類として、「セアカゴケグモ」がいます。
噛まれた時は大したことがなくても神経毒のため、徐々に動機が早くなったり、血圧が上昇するなどの症状が発生します。入院が1ヶ月ぐらいになるなど、重度の症状が出ます。
生息場所は、排水溝や、ブロックの中などが多いと言われています。
問題:噛まれた時、最初にすべきことは?
正解は…、
「携帯電話でクモを撮影する」
よくない行為としては、タオルで縛るです。毒が局部に留まってしまい、余計にダメだそうです。
一番最初にしてほしいことは携帯電話でクモを撮影するです。実はセアカゴケグモに刺された場合、応急処置ができることはほぼ無いようです。
それよりも、何に噛まれたのかを記録するのが大事だそうです。それが違っていたりすると、処置がすぐにできなかったり、誤るケースがあるためです。
写真があれば対処法が決まってくるので、噛まれた場合はそのクモを写真で撮影しておきましょう。
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まとめ&感想
正直、9月になると虫が活発になることを知っていませんでした。
秋になるとキャンプやハイキング、登山などもしやすくなります。紅葉も徐々に綺麗になるシーズンですよね。家族で行く場合には秋の虫に注意して過ごしたいと思います。
皆さんも秋だからこそ「虫除けスプレー」や、そもそも刺されない準備をしっかりしておきましょうね。