東京の西側で安産祈願をする神社として、杉並区の「大宮八幡宮」を考えている方は多いのではないでしょうか。「予約は必要?」「初穂料はいくら?」「どんな授与品がもらえる?」と、参拝前に確認したいことがいくつもあるはずです。
この記事は、大宮八幡宮の公式サイトで2026年10月30日に確認した内容をもとにしています。公式で確認できた内容と、確認できなかった内容を分けて整理します。確認できない項目は「要確認」と書きますので、参拝前の準備に役立ててください。
この記事でわかること
- 安産祈願の受付は毎日9:30〜16:30。予約は不要で、当日随時受付
- 初穂料は10,000円以上。安産御守・安産腹帯「息長帯」・母子緒守・安産祈願絵馬が特別撤下品として授与される
- 御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の親子三神。神功皇后の故事にちなみ、戌の日に参拝する人が多い
- 最寄りは京王井の頭線の西永福駅から徒歩7分。無料駐車スペースがあるが台数に限りあり
- 毎月1日・15日・祭日は恒例の祭典があり、待ち時間が出ることがある
大宮八幡宮とは?|「東京のへそ」の子育て厄除け八幡さま
大宮八幡宮は、東京都杉並区大宮にある神社です。公式サイトでは、「東京のへそ・子育厄除け八幡さま」として紹介されています。
公式サイトの由緒・歴史によると、創建は康平6年(1063年)です。前九年の役で奥州に向かった源頼義公が、この地で空にたなびく白雲を見て、八幡大神のご加護のしるしと喜びました。平定後の凱旋のとき、京都の石清水八幡宮から御分霊を迎えて社を建てたのが始まりと伝えられています。
かつては、武蔵国三大宮のひとつ「多摩の大宮」、あるいは「武蔵国八幡一之宮」と称されたとも書かれています。
御祭神は「親子三神」
| 御祭神 | 続柄 |
|---|---|
| 応神天皇 | 主祭神(第15代の天皇) |
| 仲哀天皇 | 応神天皇の父君 |
| 神功皇后 | 応神天皇の母君 |
公式サイトでは、応神天皇が母君の胎内にいる頃から御神威を発揮されたことから「胎中天皇」とたたえられたと説明されています。この親子三神の固い絆から、縁結び・安産・子育ての信仰があると、書かれています。
なぜ安産祈願なのか|神功皇后の故事と戌の日
公式サイトには、安産の信仰について次のような説明があります。
- 神功皇后が、お子様を宿したまま出陣するとき、お腰の帯に鎮懐石(ちんかいいし)を結んで、陣痛をおさえて大陸に渡った
- 目的を果たして北九州に帰還し、無事に御子をお産みになった場所が「宇美(うみ)」といわれている
- この故事にちなみ、大宮八幡宮では戌の日に安産祈願に詣でる人が多い
- 安産祈願をした腹帯(岩田帯)を、「大宮八幡息長帯(おきながおび)」と名付け、お子様とお母様に延命長寿と幸運が授かるよう祈念して調製している
御鎮座950年には、神功皇后が赤ちゃんの応神天皇を抱く姿を描いた「子守神功皇后の図」扁額が奉納されたとも紹介されています。母子二神の情愛を表した絵で、「子育て厄除け八幡」にふさわしい扁額と説明されています。
安産祈願の基本情報|受付は毎日、予約不要
| 項目 | 内容 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 所在地 | 〒168-8570 東京都杉並区大宮2-3-1 | 公式に記載あり |
| 電話 | 03-3311-0105(電話受付10:00〜17:00) | 公式に記載あり |
| 祈願の受付時間 | 毎日9:30〜16:30 | 公式に記載あり |
| 予約 | 不要(当日随時受付) | 公式に記載あり |
| 安産祈願の初穂料 | 10,000円以上 | 公式に記載あり |
| 複数組のとき | 受付が複数組になった場合は、一緒に昇殿 | 公式に記載あり |
| 祭典の日 | 毎月1日・15日・祭日等は恒例の祭典があり、少し待つことがある | 公式に記載あり |
| 所要時間 | 記載なし | 要確認 |
| 同行できる人数 | 記載なし | 要確認 |
公式サイトの祈願祭案内では、ご祈願は受付をした方から随時ご奉仕すると案内されています。予約なしで、当日の受付時間内に行けば、受けられます。
祈願の受付時間(9:30〜16:30)と、電話の受付時間(10:00〜17:00)は異なります。電話で問い合わせる場合は、10:00以降にかけましょう。
祈祷では、巫女舞「大宮八幡豊栄舞(とよさかのまい)」と、「息長鈴(おきながすず)」による鈴振り神事があると、公式サイトに書かれています。
公式サイトには、毎月1日・15日、祭日などに恒例の祭典があり、終了まで少し待つ場合があると書かれています。今回の表の戌の日では、2027年4月1日、2027年11月15日が1日または15日にあたります。この日に行く場合は、時間に余裕をもって、事前に電話で確認するのがおすすめです。
初穂料10,000円以上|授与される「特別撤下品」
公式サイトでは、安産祈願の初穂料は10,000円以上と案内されています。初宮詣も10,000円以上、その他の諸祈願は7,000円・10,000円・15,000円以上です。
安産祈願では、次の4つが「特別撤下品」として授与されると書かれています。
| 授与品 | 内容 |
|---|---|
| 安産御守 | 安産のお守り |
| 大宮八幡息長帯(おきながおび) | 安産祈願をした安産腹帯 |
| 母子緒守 | マタニティマーク入りのお守り |
| 安産祈願絵馬 | 安産祈願の絵馬 |
腹帯が授与品に含まれているため、祈祷の際に新しく腹帯を購入する必要はないと考えられます。ただし、自分で用意した腹帯を持参して祈祷してもらえるかどうかは、公式サイトに記載がありません。持参したい場合は、受付で確認してください。
| 項目 | 書き方の目安 |
|---|---|
| のし袋の種類 | 紅白の蝶結び(何度あってもよいお祝い) |
| 表書き(上段) | 「御初穂料」または「初穂料」 |
| 名前(下段) | 妊婦さん本人のフルネームが一般的 |
| 中袋(表) | 金額(例:金壱萬円) |
| 中袋(裏) | 住所と氏名 |
公式サイトには、のし袋の書式の指定はありません。上の表は一般的な目安です。白い封筒に入れても、失礼にあたることは少ないとされています。
当日の流れ|公式の案内と、確認できない部分
| 手順 | 内容 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 1. 受付 | 社頭の受付で安産祈願を申し込む(予約は不要) | 公式に記載あり |
| 2. 初穂料 | 10,000円以上を納める | 公式に記載あり |
| 3. 待つ | 祭典の日や、複数組が重なるときは、少し待つことがある | 公式に記載あり |
| 4. ご祈祷 | 複数組のときは一緒に昇殿。巫女舞と鈴振り神事がある | 公式に記載あり |
| 5. 授与品 | 安産御守・息長帯・母子緒守・安産祈願絵馬を受ける | 公式に記載あり |
受付の具体的な場所や、待合室の有無、授乳室やベビーカーの扱いなどは、公式サイトの祈願祭案内からは分かりませんでした。お宮参りで赤ちゃんと一緒に行く場合は、事前に電話(03-3311-0105)で確認すると安心です。
境内は約15,000坪と広く、公式サイトでは、大宮の地名が神域の広さに由来するとも説明されています。妊娠中は、境内をゆっくり歩き、体調と相談しながら回ってください。
戌の日カレンダー|2026年11月〜2027年12月
戌の日は、12日に一度めぐってくる日です。公式サイトでは、大宮八幡宮に戌の日に安産祈願に詣でる人が多いと説明されています。
| 月 | 戌の日 |
|---|---|
| 2026年11月 | 8日(日)・20日(金) |
| 2026年12月 | 2日(水)・14日(月)・26日(土) |
| 2027年1月 | 7日(木)・19日(火)・31日(日) |
| 2027年2月 | 12日(金)・24日(水) |
| 2027年3月 | 8日(月)・20日(土) |
| 2027年4月 | 1日(木)・13日(火)・25日(日) |
| 2027年5月 | 7日(金)・19日(水)・31日(月) |
| 2027年6月 | 12日(土)・24日(木) |
| 2027年7月 | 6日(火)・18日(日)・30日(金) |
| 2027年8月 | 11日(水)・23日(月) |
| 2027年9月 | 4日(土)・16日(木)・28日(火) |
| 2027年10月 | 10日(日)・22日(金) |
| 2027年11月 | 3日(水)・15日(月)・27日(土) |
| 2027年12月 | 9日(木)・21日(火) |
祝日や休日と重なる戌の日は、混雑しやすくなります。公式サイトでは、ご祈願は毎日受け付けていると案内されています。戌の日にこだわりすぎず、体調のよい日を選んで参拝してください。
アクセスと駐車場|西永福駅から徒歩7分
| 項目 | 内容(公式サイトより) |
|---|---|
| 京王井の頭線・西永福駅 | 徒歩7分(おすすめの参詣道) |
| 京王井の頭線・永福町駅 | 徒歩10分。または、バスで「大宮町」下車(約5分) |
| 東京メトロ丸の内線・方南町駅 | 永福町行きバス[宿33][中71]で5分、「大宮町」下車 |
| 東京メトロ丸の内線・新高円寺駅 | 永福町行きバス[高45][新02]で「大宮八幡前」または「大宮町」下車 |
| JR高円寺駅(南口) | 永福町行きバス[高45][新02]で「大宮八幡前」または「大宮町」下車 |
| JR新宿駅(西口バスターミナル17番のりば) | 永福町行きバス[宿33]で「大宮町」下車 |
| JR中野駅(南口) | 永福町行きバス[中71]で「大宮町」下車 |
| 車 | 方南通りの「大宮八幡南口(南参道入口)」から入る。無料駐車スペースあり(台数に限りがあり、混雑時は駐車できないことがある) |
公式サイトのアクセスには、大きな催しの日は、車で来場できない場合もあると書かれています。戌の日や、祭典のある日は、電車とバスを使う方法も考えておきましょう。駐車場の台数は、公式サイトに書かれていません。
持ち物と服装のポイント
公式サイトに、持ち物や服装の指定はありません。ここでは、一般的な目安をまとめます。
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| 初穂料(現金) | 10,000円以上。のし袋か白封筒に入れておくと丁寧 |
| 腹帯(持参する場合) | 受付で、祈祷してもらえるか確認する |
| 母子手帳 | 予定日などの確認用。公式に持参の指定はない |
| 上着・飲み物 | 待ち時間と、季節に応じた体温調節のため |
| 歩きやすい靴 | 境内が広く、駅から歩く距離もあるため |
服装は、ゆったりとして、お腹を締めつけないものがおすすめです。神社への参拝なので、清潔感のある服装を心がけましょう。体調がすぐれない日は、無理をせず、日を改めてください。
お宮参り・七五三も同じ神社で
大宮八幡宮では、安産祈願のあと、初宮詣(お宮参り)や七五三詣も、社頭でご祈願を受けられます。初宮詣の初穂料は10,000円以上で、子育て守護矢や初宮詣絵馬などが授与されると、公式サイトに書かれています。
お宮参りの服装は、お宮参りのママの服装ガイドを参考にしてください。
よくある質問
Q. 大宮八幡宮の安産祈願は、予約が必要ですか?
A. 予約は不要です。公式サイトでは、毎日9:30〜16:30に、当日随時受付と案内されています。毎月1日・15日・祭日などは祭典があり、少し待つことがあります。
Q. 初穂料はいくらですか?
A. 公式サイトでは、安産祈願の初穂料は10,000円以上と案内されています。安産御守・安産腹帯の息長帯・母子緒守・安産祈願絵馬が、特別撤下品として授与されます。
Q. 腹帯は持参したほうがよいですか?
A. 祈祷では、安産腹帯の「大宮八幡息長帯」が授与されると、公式サイトに書かれています。ご自身で用意した腹帯を持参して祈祷してもらえるかどうかは、公式に記載がないため、受付で確認してください。
Q. 戌の日でないと、安産祈願を受けられませんか?
A. いいえ。公式サイトでは、ご祈願は毎日受け付けていると案内されています。戌の日に参拝する人が多いため、混雑を避けたい場合は、体調のよい日を選んでください。
Q. 駐車場はありますか?
A. 無料の駐車スペースがありますが、台数に限りがあり、混雑時は駐車できないことがあります。方南通りの「大宮八幡南口(南参道入口)」から入ります。大きな催しの日は、車で来場できないこともあります。
Q. 電車で行く場合、最寄り駅はどこですか?
A. 京王井の頭線の西永福駅から徒歩7分が、公式サイトのおすすめの参詣道です。永福町駅からは徒歩10分で、バスで「大宮町」下車も選べます。
まとめ|大宮八幡宮の安産祈願は「予約不要・10,000円以上・息長帯を授与」
大宮八幡宮の安産祈願について、公式サイトで確認できた内容をまとめます。
- 受付は毎日9:30〜16:30、予約不要。初穂料は10,000円以上
- 安産御守・安産腹帯「息長帯」・母子緒守・安産祈願絵馬が授与される
- 御祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の親子三神。戌の日に参拝する人が多い
- 西永福駅から徒歩7分。無料駐車スペースはあるが、台数に限りがある
- 所要時間、同行人数、授乳室などの設備は、公式に記載がないため要確認
受付時間や祭典の予定は、変わることがあります。参拝前に、公式サイトの最新の案内を確認してください。体調を最優先に、ご家族とゆったりお参りできる日を選びましょう。