お宮参りとは赤ちゃんの誕生をお祝いする行事です。赤ちゃんが生まれたら、「いつお宮参り行くの?」と両親や親戚、友人などから聞かれることも多いはずです。
また、お宮参りは両親家族の絆を深める機会にもなります。お宮参りをするのであれば、夫婦で楽しみつつも、家族や親戚含めて思い出に残る機会にしたいですよね。
兵庫県宝塚市にある「中山寺」は、安産祈願のほか、お宮参り先の神社としても人気を集めています。 大阪から来る人も多いそうですよ。
そんな中山寺のお宮参りについて、知っておきたい情報をご紹介します。
中山寺が初参り(お宮参り)に人気の理由
中山寺は子授け・安産祈願に人気の神社として有名です。妊娠中、戌の日に安産祈願をしに行った方も多いのではないでしょうか。
中山寺は日本の中でも歴史が非常に古く、由緒ある神社です。なんと、1400年ほどの歴史を持つ聖徳太子創建の神社らしいので驚きですよね…。
またすごいのは安産祈願の場所として武家や庶民に古くから親しまれてきた理由が「実績」なんです。
例えば、五十歳を過ぎても世継ぎができなかった豊臣秀吉は中山寺に祈願して秀頼を授かったとされ、その信仰はますます深まったとされています。
また幕末には、中山寺の鐘の緒を受けた中山一位局が明治天皇を出産されたことにより明治天皇勅願所となり、「安産の寺」として全国から多くの参拝者が訪れました。
上記より中山寺は子宝にご利益があると言われており、多くの夫婦が訪れる人気の安産祈願スポットになっています。
お宮参りは、安産祈願をしてもらった神社に行く方も多いため、自然と中山寺はお宮参りにも人気の神社になっているわけですね。
初参り(お宮参り)とは?いつ行くのがいいの?
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈る行事です。また赤ちゃんが無事誕生して、約1ヶ月後に行うため、初めての家族イベントが「お宮参り」になります。
具体的にお宮参りでは、誕生から約1ヶ月後のタイミングで、近くの氏神様(土地の守神とされている神社)に赤ちゃんを連れてお参りをします。
お宮参りに行く時期は、1ヶ月頃を目安に、母子ともに体調の良い日、天気や気候(真夏や真冬以外)が良い日、混雑しすぎない日を選べばOKです。
例えば一般的にお宮参りは男の子が生後31日目、女の子が生後32日目とされています。しかし地域によっては3日ほど変動があったり、また暑さや寒さが厳しい地域では100日ぐらいの幅があるところもあります。
大切なことは母子の健康です。日数にこだわりすぎず、柔軟に予定を立てていただければと思います。
あとは当日までの準備で気をつけるポイントがあります。予約・受付時間や初穂料・服装・食事・家族写真などなど。
それでは、中山寺のお宮参りのポイントまとめをご紹介します!
中山寺に初参り(お宮参り)の祈祷に行くなら
兵庫中山寺にお宮参りの祈祷に行く際、知っておきたいことをご紹介いたします。
ちなみにお礼参りと兼ねていただいても大丈夫ですよ。
中山寺の受付時間
神社の境内には24時間入れるのですが、祈祷の受付は9時から。締切は16時までです。
境内の開門時間 | 24時間 |
祈祷受付時間 | 9:00~16:00 |
受付開始後、最初の祈祷は休日9時30分、平日9時40分からです。予約は受け付けておらず、当日の受付順に祈祷が行われていくため、早めに受付を済ませておくとスムーズです。お父さん(パパ)やおじいちゃんが一足先に受付だけ済ませておいても良いですね。
ご祈祷の時間割も以下にのせておきますので参考にしてください。
いくら必要?中山寺の初穂料
祈祷をお願いするときに神社に納めるお金のことを初穂料(はつほりょう)といいます。中山寺の初穂料は1万円です。
初穂料を入れるのし袋は用意すべき?
マナーとして用意した方が良いです。ただ最近ではのし袋に入れない人も増えているようです。極論、ご両親と行く場合はのし袋に包み、自分たち夫婦だけなら、のし袋は無しでも構いません。
のし袋を準備する場合は封筒に入れていってもOKですが、その場ですぐ確認してもらえるよう、封はしなくても大丈夫です。のし袋は、紅白の蝶結びのものを選びます。「御初穂料」と記載し、中にお金を入れておきましょう。 事前にきれいなお札を用意しておくことも忘れずに。
参考までにのし袋の書き方も載せておきますね!
初参り(お宮参り)の流れ
①総案内所で申込用紙を記入
総案内所(山門右手)に向かい、申し込み用紙を記入する。
②申込用紙を窓口へ提出
申込用紙を総案内所の窓口へ提出する。(受付時間9時〜16時)
「時間割」に従い、祈祷開始時間を伝えてくれます。受付には時間に余裕をもって行きましょう。
③案内時間まで待つ
ご祈祷場所は祈祷殿になります。時間までロビーで準備をして待ちましょう。
④家族全員で祈祷を受ける
時間になると、僧侶が案内をしにきてくれます。家族全員で祈祷を受けることができます。
⑤授与品のお渡し
祈祷終了後、授与品を受け取ります。
混雑日は避けたい!中山寺の混み具合は?
お宮参りは、まだ抵抗力が低い赤ちゃんを連れて行くため、できれば混雑日は避けたいですよね。出産1ヶ月が経過したばかりの母親(ママ)も、少しでも空いているときの方が体力的に安心できるはずです。
中山寺は安産祈願に訪れる人が多い日本有数の神社です。
そのため、避けたい混雑日は、「土日祝」「戌の日」「大安吉日」の3つです。特に3つが重なった日などは1時間以上待つこともあります。多少重なっても朝一で行けば比較的空いていますので、9時には受付ができるように準備しておくことをオススメします。
何よりも大切なのは赤ちゃんの健康です。日数にこだわりすぎずに柔軟に予定を立てましょう。
どうすればいい?初参り(お宮参り)の服装
一般的には以下の通りです。
・父親(パパ):スーツ
・祖父(おじいちゃん):スーツ
・母親(ママ):ワンピース、スーツ
・祖母(おばあちゃん):着物、ワンピース、スーツ
・赤ちゃん:祝着
※男の子は「熨斗目模様(のしめもよう)」、女の子は「友禅模様(ゆうぜんもよう)」の着物を選ぶことが多いです
お宮参りで特徴的なのは赤ちゃんに羽織らせる着物ですよね。上記に記載した通り、男の子と、女の子の着物で模様が違いますのでご注意ください。また購入される場合は七五三のタイミングで仕立て直して、活用するケースが多いようです。うまく使い回していきましょう。
またお宮参りの服装は買うだけでなく、レンタルという選択もあります。貸衣装屋や写真スタジオなどでレンタル衣装も検討されてみてはいかがでしょうか?
ただ、現代では祝着を使用せずに、ベビードレスとケープのみでお宮参りをする方も多くなっています。絶対に着物!という訳ではないので、夫婦で話し合って決めてくださいね。
最後に赤ちゃんは、まだまだ体温調整が苦手です。寒すぎたり、暑すぎることがないよう、例えば羽織の下の服装は温度調整がしやすいものにするなど、注意してください。
中山寺の初参り(お宮参り)で写真撮影をするならどこ?
お宮参りは家族と赤ちゃんの大切な初のイベントです。たくさんの思い出を綺麗に写真に残しておきたいですよね。
中山寺はロケーション撮影がオススメ
中山寺は景色が本当に美しい神社です。オススメは出張撮影によるロケーション撮影です。
通常の写真館の中での撮影ではなく、お宮参りをしている自然体の写真がたくさん取れます。
赤ちゃんはあっという間に成長していってしまいます。どの日の姿も、「今だけ」の貴重なものです。中でも、お宮参りは赤ちゃんにとっての初めての行事であり、特別な時間。家族の姿とともに、赤ちゃんの姿を写真にきれいに残しておきたいものですよね。
出張写真撮影サービスLovegraph(ラブグラフ)なら、ロケーション撮影が可能なため、中山寺での写真も含め、お宮参りの日の姿を何枚も写真に残すことができます。
ロケーション撮影(出張撮影)のメリットは以下の通り♪
ロケーション撮影(出張撮影)のメリット
①赤ちゃんの姿はもちろん、家族の自然な表情を切り取れるため、かしこまった記念撮影とは違った雰囲気の写真を残せる
②カメラマンに依頼することで、カメラマン係を無くすことができるため、家族全員の写真を何枚も残せる
③写真館やフォトスタジオで撮影するよりも費用が格段に安く、写真データ数が圧倒的に多い
Lovegraph(ラブグラフ)のロケーション撮影(出張撮影)は交通費込みで29,800円(税別)。撮影データ50枚以上がすべて手に入ります。カメラマンの指名もできます。Lovegraph(ラブグラフ)のホームページでは各カメラマンが撮った写真がチェックできるため、ぜひお好みのカメラマンを探してみてくださいね。
※中山寺では祈祷風景のみ写真撮影は不可です。
Lovegraphのトップページはこちら
体調と相談して焦らず、素敵な記念にしましょう
お宮参りで最も大切なのは、ママと赤ちゃんの体調に無理のないよう行うことです。真夏や真冬は避けたり、天気が悪ければ急遽予定変更したり、混雑日は外したり…。
上記に注意しつつ、初めての赤ちゃんとの行事を、いつまでも思い出に残る素敵な日にしていただければ幸いです。