夫婦ってなるべく喧嘩しないようと思っても、してしまう時って多いですよね・・・。
私たち夫婦でも当然喧嘩はあります。ただ、喧嘩を少なくすることは出来るという確信があります。それは12年の組織人事コンサルタント経験から断言できます。
まずその中でも最も多い喧嘩の原因について見ていきましょう。
夫婦喧嘩はなぜ起きてしまうのか?
夫婦喧嘩をしてしまうのは簡単に言えば「感情的になってしまう」というのが最も多い原因です。
ただ当然ですが、実際に喧嘩をする時の理由は様々ですよね。
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・お金にルーズだから
・飲みすぎて周りに迷惑をかけているから
・何を聞いてもちゃんと返事をしないから
・自分の趣味ばかりに時間とお金を割いているから
・子どもの教育方針が違うから
・掃除や洗濯を手伝ってくれないから
・言い方が雑だから
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などなど、喧嘩をする理由は本当に様々あります。
ここを一つずつ潰していくことはかなり限界があります。
人生を通じて、その時々に出てくる新たな理由にも対処していく必要があるためです。
ではどうするのか?それはイラっときて、感情的な言動をする直前で踏みとどまれるかどうか。
これが喧嘩を止める最も重要な方法なのです。
喧嘩をするメカニズムとは?
喧嘩の瞬間には間違いなく感情的な言動が起こります。
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・イラっとした表情
・きつい言い方
・大きな声を出す
・大げさな身振り手振り
・悪い目つき
・そっぽを向く
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それを見た瞬間に相手も、同様に感情的な言動になっていきます。
そうするとお互い引けなくなります。
「悪いのは相手だ」
そうなってしまうと、もう喧嘩をし続ける他はありませんし、どんどんエスカレートしてしまうものです。
でも、何かイライラしてしまうんですよね…。分かります。そう言う私自身も完璧では全くありません。
ただ、唯一対抗できる方法があります。
刺激と反応の間には選択の自由がある
出典:7つの習慣ファミリー
簡単に言えば「一時停止」できるかに掛かっています。
つまり、相手が起こる兆しを見せるとそれはあなたにとっては「刺激」になります。
その「刺激」に対して、そのまま「反応」すると感情的な言動になりがちです。
それが繰り返されるとお互い「刺激」し合うために、喧嘩へと発展していきます。
そうではなく、刺激と反応の間にある言動を「選択」することが大事です。
例えば、これは悪い例です。
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夫「いちいちうるさいな!休みの時ぐらいおれの自由だろ!」
妻「うるさいってどういうこと?私ばかり子どもの面倒を見てあなたは何もしないの?」
夫「何もしてないわけない。2週間前も一緒に遊びに連れて行っただろ!」
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とかが返ってきてしまう。
これが刺激と反応の間に何もないパターンのやり取りです。
逆にこうなれば良い例です。
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夫「いちいちうるさいな!休みの時ぐらいおれの自由だろ!」
妻「ごめんね、言い方が悪かったね。でもね、最近はマユ(娘)がパパともっと遊びたいって言うのよ。」
夫「そう言うけど、2週間前も一緒に遊びに行ったしさー。」
妻「あとマユの機嫌が悪くて、私も最近疲れてるんだ…。一緒にマユが元気に明るく育つようにもう少し協力していきたいな」
夫「機嫌悪いってどんな感じになるの?」
妻「実は…」
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などなど。
当然こんな風に上手くいくことばかりではありませんが、少し違ったやり取りになったりしますよね。
これは「刺激」に対する「反応」を意識的に選択しているから出来る言動なんです。
どうすれば刺激に対する反応を選択できる?
7つの習慣ファミリーによると、刺激と反応の間を選択できるのは人間に備わった4つの能力があると書いています。
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想像
良心
意志
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自覚は、自分自身を客観的に見つめる能力。
想像は、現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力。
良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則に一致しているかどうかを判断する能力。
意志は、他の様々な影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力
例えば、自覚的になること。これだけでも選択する力を伸ばすことができます。
私だとカッとなった時ほど、「この提案を受け止めてみるのはどうだろう?これまでとは違った流れになるかも?」と実験的な気持ちにすり替えることが多いです。
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妻「時々くらいネコのおトイレ掃除してよ!私ばっかりこれをしてる!」
自分(心の声)「いやいや毎日おれだって仕事して頑張ってるのにそこまで言われるほどじゃないだろ・・・。朝一でもう少し寝たいのに・・・」
自分「うん分かった!ちょっとチャレンジしてきまーす。」
妻「ありがとう…。」
自分(心の声)「砂の捨て方はもっとこうした方がきれいにいくかも。これからもっと上手くできるように工夫してみよう。」
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こんな感じです。当然毎回すべてこのようには対応できませんが、普通の家庭と比べると上記のような対応をする確率は結構高いと思います。
それによって、相手も「感謝」の気持ちが芽生えて、他のことで融通を聞いてくれる確率も高まります。
結局はこの確率をどう高められるか?もう少し言うなら感情的になって喧嘩する回数を少しでも減らせるかが大事なんです。
仲直りをする方法とは
仲直りをするには、再度刺激(喧嘩)に対する対応を「選択」をすることです。
自覚:「なんだかんだ自分も出来ていないときもあったのに一方的に言い過ぎたな…。まず謝ろう。」
想像:「自分から言われるよりも、違う人から言われる方が伝わるかな。マユと一緒に話そうかな。場合によっては親が来てくれたときに話そうかな。」
良心:「最近は責めてるばっかりだな。自分は何か相手にしてあげられているかな…。相手を喜ばせることも同時にしていかないとな…。」
意志:「言い方は謝ろうかな。でも内容についてはもう少しちゃんと話してみよう。参考に他の○○さんからも話を聞いておこうかな。」
などなど。
相手と喧嘩した状況のことを思い出してイライラしても過去は変えられません。
少し落ち着いて考えてみましょう。
そしてまた話したときに、今度は感情的になりきらず、選択的に話し合う努力をしてみましょう。
まとめ
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・喧嘩を防ぐには刺激に対する反応を自分で「選択」する
・仲直りするには改めて4つの能力(自覚、想像、良心、意志)をフル活用して再度「選択」する
[/st-mybox]
簡単ではありませんが、喧嘩をする確率を少しずつ減らしていくことが大事です。
そのために自分で言動を選択する確率を高めていくこと。
とても大事で普遍的な考え方なので、ぜひコツコツと実践してみてくださいね。
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