家族との時間が仕事で取れない!?幸せな時間が増える大切な考え方と2つの解決方法

旦那

・家族との時間が全然取れていない
・普通の家族は取れているのかな?
・家族との幸せな時間を増やす方法はあったりするのかな?
・家族と仕事の板挟みで悩ましいな…

この記事では上記のようなお悩みを持つ方に書いています。

私の夫は14年間、組織や人事のコンサルタントとして実績を上げて、2019年に独立しました。

家族をチームと捉え、コンサルティングも行っています。そういった知見を踏まえて本記事を書きましたので、ぜひご覧ください。

目次

家族との時間を大切にするために必要な考え方とは?

結論からお伝えすると、大切な家族と過ごせる『残り時間』を意識することに尽きます。

実際に皆さんは家族とあとどれぐらい時間を過ごせるか分かっているでしょうか?

親と生涯で一緒に過ごす時間は、
1ヶ月間を切って26日間ほど(35歳の人が別居する母親と対面で話す時間)
(セイコー時間白書2019より引用)

子どもと生涯で一緒に過ごす時間は、
母親の場合、約7年6か月
父親の場合、約3年4か月
(「平成23年 社会生活基本調査」総務省統計局より計算)

というデータがあります。

セイコー時間白書_大切な人と会って話をすることができる生涯残り時間

漠然と思っているイメージよりかは少ない印象を持たれたのではないでしょうか。

まずそれが大切だと思っています。具体的に考えてみると、残された時間は思ったよりはるかに少ない事は間違いありません。

特に親と過ごす時間は年齢、同居もしくは別居で時間は変動しますが、35歳の人が別居する母親と対面で話す時間は1ヵ月を切っているんです。

その時間の中で何をしてあげると親は喜んでくれるのでしょうか。その時間を少しでも増やしていく努力はできないのでしょうか?

また自分の子どもと生涯で一緒に過ごす時間も短いです。実際に一緒に過ごすと言う時間だと幼稚園までが特に長いですよね。幼稚園を卒業する頃には3分の1が終わっています。

そして小学校を卒業する頃には半分が終わっています。高校を卒業する頃には7割が終わっているんです。

もちろん高校卒業後すぐに親元を離れたりするのかなど、変動要素はありますが、大人になるとなかなか子どもには会えないものです

残りの時間を考えると決して潤沢に、無限に家族と過ごせる時間はありません。だからこそどうしていくのかを具体的に考えていくのかは大切なことではないでしょうか?

家族との時間を増やせたら何をやりたいのか具体的にイメージする

大切な家族と残された時間を考えてみましたが、実際に多くの家族が「なんとなく、漠然に」過ごしていることがセイコー時間白書2019で判明しました。

2019年の「セイコー時間白書」では、「時間は有限である、だからこそ大切にしたい」という考えから、人生の残り時間を見つめ直すことで時間の有限性に気づき、時間の大切さを改めて考える機会としてデータを提供してくれています。

自分の残り時間がわかったら、何がしたいですか?セイコー時間白書2019

まず、「自分の残り時間を知ったら何をしたいですか?」具体的に聞くと、図の通り「家族と過ごす」(22.8%)が全体の2割強を占めました。みなさんもやはり家族との時間を大切にしたいと思っているんですね。

次いで「旅行に行く」 (14.8%)や、恋人や友人などの「大切な人と過ごす」 (9.8%)「趣味に費やす」(6.9%)などの意見が寄せられました。

また「自分の残り時間が分かったら何をしたいですか?」という質問で家族と過ごすを選択した方が答えていた内容は以下の通りです。

自分の残り時間がわかったら何がしたいですか?セイコー時間白書2019

みなさんもまさに、この記事を読むにあたって考えていたことが並んでいるのではないでしょうか?

しかし興味深いのはここからです。それでは「大切な人との時間は足りていますか?」、「大切な人との時間が足りない理由は何ですか?」と聞いた結果が以下の通りです。

大切な人との時間は足りていますか?(父親の場合)セイコー時間白書2019
大切な人との時間は足りていますか?(母親の場合)セイコー時間白書2019

要するに、現代人の4人に3人は大切な人との時間が「足りない」と感じているが、
特に明確な理由はなく、時間に追われる毎日に流され、大切な人との時間が作れないままでいる人も多い
ことが分かりました。

具体的に大切に思う相手と過ごす時間が「足りない」と感じている人は、父親77.5%、母親76.9%、一番仲の良い旧友88.7%となり、多くの人が大切な人と過ごす時間が足りないと感じています。

足りないと答えた人に足りない理由を聞くと、「遠くに住んでいてなかなか会えないから」がトップですが、次いで多いのが「なんとなく・特に理由はない」となっています。

つまり、一緒に過ごす時間が足りないと感じてはいるものの、なんとなく会わないまま…というケースも少なくないんですね…。

だからこそまずは、
  • 家族との時間を増やせたら、もっと一緒に過ごせたら何がしたいですか?
  • そしてどのようにそれを実現しますか?

具体的にイメージすることが欠かせません。実際に時間を増やせるかは分かりませんが、なんとなくを理由にすることは避けられますよ!

家族との時間を幸せに増やす2つの解決方法

では具体的にどうすれば家族との時間を作り、幸せに過ごせるのでしょうか?

具体的に2つ解決方法をご紹介します。

共通して重要な事は、人生の優先順位を考えることです。時間は有限であり、無限に増やすことはできません。しかし有意義に過ごすことは可能です。自分の人生の優先順位から考えて、何に時間を使っていくのか。

それを「そのうちに、なんとなく」やるではなく、「いつまでに、どうする」と決めていくことが大事です。

人生の優先順位を考えて“時間をブロック”する

まず大事な事は時間をブロックするという考え方です。漫然と、何となく過ごしてしまう最大の原因は、時間をブロックしないまま無意識に過ごしていることが挙げられます。

世界で1000万部以上売れた自己啓発本である「7つの習慣」にも同様のことが記載されています。

自分が大切だと思う時間を先にブロックしておくことで、人生の優先順位通りに生きていくことが可能になります。

例えば以下のようなイメージです
  • 毎週日曜の夜7時から10時は華族と一緒に過ごす
  • 年間の授業参観など重要なイベントは早めにカレンダーに入れておく
  • 旅行などの計画も早めに立ててカレンダーに入れておく
  • 毎月おでかけしたい場所を決めておいて最初の土曜日に行く

など。

大切な予定をいつ、どうする?を決めて、ブロックしておくことが重要です。しかし、いやいや急に予定が入ったら難しい…。仕事が休めない可能性が大きいなど、簡単ではありませんよね。

ポイントは安易にずらさないようにし続けることです。

例えば友人から遊びや食事の誘いが入った場合に、どうするかです。基本的には断りましょう。早めにそこは無理だと言っておけば、必ず予定は調整してもらえたりするものです。

難しければその日は行かないことを選択し、その後自分からまた新たな日付で提案すれば、遊びや食事に行くことも可能です。

仕事でも、急な予定で授業参観に参加できなくなるなどはありますよね。ただ早めから、何度もこの時間だけは難しいと伝えていれば、上司や同僚も理解してくれるものです。

良くないのは遅く、突然伝えることです。そうすると周りも聞いてくれないものです。

とにかく早く時間をブロックすること、なるべくずらさないようにすること。

それを継続していれば徐々に家族との時間は増えて、その機会やイベントを通じて家族の絆が深まっていきますよ。

人生の優先順位を考えて“環境をチェンジ”する

家族との時間を過ごす上で環境をチェンジすることも重要です。環境には住んでいると、働いている会社の2つがあります。

住んでいる家

一家団欒_イメージ

住んでいる家については内と外の環境があります。家の中は今どんな状態でしょうか?

家の中に置いてあるものやレイアウトによって皆さんの人生の過ごし方に影響を与えています。

例えば、
・家の中に家族全員が見られるカレンダーが置いてあり、全員が記入している状態
・家族の思い出がたくさん詰まった写真がきれいに壁に貼られている状態
・家族が集まるリビングにみんなが集まりやすいような居心地の良い空間がある状態

そんな状態だと自然と家族と過ごす時間が増えたり、豊かな気持ちになれることも多いものです。逆

に家の中がごちゃごちゃしていたり、自分たちの趣味や好きなものばかりが散乱していれば、家族に目が向かなくなっていきます。

まずは毎日過ごす家の中こそ、家族と大切に時間を過ごせるような空間にしていくことが非常に重要です。

また住んでいる外の環境も大切です。

小さいお子様のいる家族であれば公園や走り回れる環境があると良いですよね。親戚などが住んでいると良い影響を与えてくれることも多いです。他にも子どもが大きくなってくれば勉強に集中できたり、家族全員でおでかけできるお気に入りスポットなどがあると良いですよね。

家族と一緒に大切な時間を過ごせる外の環境も含めて住む場所を決めていくことが大切です。

働いている会社

会社_イメージ

働いてる会社も当然重要です。残業や急な仕事の依頼が多ければ家族との時間を増やしていく事は難しいはずです。またそういったことに理解のある上司、同僚、会社であることも重要になります。

また平日、休日のタイミングや、長期休暇が取れるかなども影響してきますよね。

ここが最高という会社はないと思いますので、自分のライフスタイルや、自分の将来を考えた上で自分に合った会社を見つけていくことも重要だと考えます。

家族との時間を増やす最後の選択肢は転職

家族との時間を増やす最後の選択肢は転職だと思います。家族との時間を増やしたい、大切にしたいからといっていきなり転職から考える事は正直お勧めできません。

鉄則は小さなことから変化を起していくことです。

まずは先ほどもお伝えしたような時間、環境を変えていくことで少しずつ家族の時間を増やし、幸せに過ごすための工夫をしていけると良いです。

それでも難しいと、なかなか変えられないと言うことであれば転職も視野に入れる事は必要なのだと考えています。

転職を考える際には先ほどもお伝えした通り、ここが最高と言う会社はないと思います。自分のライフスタイルや将来に合った会社を見つけるべく、探し始めましょう。

カウンセリング_イメージ

おすすめは転職のカウンセラーやアドバイザーに相談に乗ってもらうことです。WEBサイトで探し続けてもなかなか自分がこれだと思う会社に出会う事は困難です。

それよりもまず自分の希望する条件や、やりたいことを整理していくことをおすすめします。その上でも自分だけで考えるよりも、話しながら整理する方が効果的です。

自分では見つけられなかったような仕事や、会社を提案してくれる可能性もあります。自分にこれは合う合わないがわかるだけでも、自己理解が進み、希望する会社のイメージも明確になっていきますよ。

まずは自分で悩まずに、少しずつ相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

相談をする転職支援の会社は大手や、安心できる会社から選びましょう。聞いたことが無いような会社から相談してしまうと、相手都合の会社を無理やり勧められたり、良い面談にならないことも多いですよ。

まずは安心して相談できる大手の会社を選びましょう。

家族との時間まとめ

いかがだったでしょうか。

大切な人と過ごしたい、大切な家族と過ごしたいと思っているにもかかわらず、多くの人が時間がないと諦めています。そして漠然と、なんとなく時間を過ごした先に思っているよりも早い別れがあったりするものです。

ぜひその時に気づくのではなく、今から家族との時間を大切に過ごし、充実した幸せな人生を過ごして頂きたいと思っています。

まずは小さなことからでも構いませんので、家族との時間を増やし、幸せに過ごせる時間を増やしていきましょう。

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