安産祈願の神社ガイド【2026年版】戌の日と全国19社を比較

この記事でわかること

  • 戌の日の意味と、安産祈願に行く時期の考え方
  • 戌の日カレンダー(2026年11月〜2027年12月)
  • 全国19社の受付時間・予約・初穂料を比べた地域別の表
  • 腹帯の扱い・昇殿人数など、神社ごとに違うポイント
  • 当日の流れと、参拝前に確認したいこと

安産祈願に行きたいけれど、どの神社を選べばいいのか、戌の日はいつなのか、迷っていませんか? 初めての妊娠だと、予約は必要なのか、初穂料はいくらなのか、腹帯は持っていっていいのかと、知りたいことがたくさんあって、不安になりますよね。

この記事は、当サイトで個別に解説している全国19の神社・お寺の安産祈願の情報を、1つの比較表にまとめた総合ガイドです。各神社の公式サイトで確認できた内容だけを載せ、公式に書かれていない項目は「要確認」と明記しています。

この記事の確認について
各神社の受付時間・初穂料・予約の要否は、当サイトの各神社記事で、それぞれの公式サイトを2026年10月30日に確認した内容です(筥崎宮のみ2026年11月3日に確認)。受付時間や初穂料は変わることがあるため、参拝の前に必ず公式サイトか電話で最新の情報をご確認ください。妊娠中の体調や参拝の可否については、この記事は一般的な情報です。体調に不安があるときは、かかりつけの産婦人科の医師や助産師に相談してください。
目次

戌の日とは?安産祈願の意味と、行く時期の考え方

戌の日の意味と由来

戌の日とは、十二支の「戌(いぬ)」にあたる日のことで、12日ごとに巡ってきます。氷川神社の公式サイトでは、5か月目の戌の日に、帯祝いと称して腹帯(岩田帯)を巻くと説明されています。このように、妊娠5か月目の戌の日に安産を祈願し、腹帯を巻く習わしが、安産祈願の戌の日の基になっています。

神社によって、安産の由来はそれぞれ違います。たとえば大宮八幡宮では、神功皇后が子を宿したまま出陣し、無事に御子を産んだという故事にちなんで、戌の日に安産祈願に参る人が多いと案内されています(詳しくは大宮八幡宮の安産祈願ガイド)。一方、中山寺や寒川神社のように、戌の日を特に区別せず、通年で安産祈願を受け付ける社寺もあります。

安産祈願は妊娠5か月目が目安。ただし体調が最優先

安産祈願は、妊娠5か月目の戌の日に行うのが習わしとされています。ただし、戌の日でなくても受け付けている社寺は多いです。鴻神社は「戌の日に限らず、いつでも受付」と公式に案内されています。鴻神社の安産祈願ガイドで詳しく解説しています。

妊娠中の体調は人によって、また日によって大きく変わります。戌の日にこだわって無理をするより、体調のよい日を選ぶほうが安心です。参拝してよい時期や、長い移動・階段・人混みが体に障らないかは、かかりつけの産婦人科の医師や助産師に確認しておくと確実です。

戌の日カレンダー|2026年11月〜2027年12月

2026年11月〜2027年12月の戌の日は、次のとおりです。わら天神宮の公式カレンダーと日付が一致することを確認したうえで作成しています。妊娠週数と照らし合わせて、参拝日の目安にしてください。

月戌の日
2026年11月8日(日)・20日(金)
2026年12月2日(水)・14日(月)・26日(土)
2027年1月7日(木)・19日(火)・31日(日)
2027年2月12日(金)・24日(水)
2027年3月8日(月)・20日(土)
2027年4月1日(木)・13日(火)・25日(日)
2027年5月7日(金)・19日(水)・31日(月)
2027年6月12日(土)・24日(木)
2027年7月6日(火)・18日(日)・30日(金)
2027年8月11日(水)・23日(月)
2027年9月4日(土)・16日(木)・28日(火)
2027年10月10日(日)・22日(金)
2027年11月3日(水)・15日(月)・27日(土)
2027年12月9日(木)・21日(火)

土日祝日や大安と戌の日が重なる日は、混雑する傾向があります。実際に混雑しやすい日は、塩竈神社のように、公式サイトで「戌の日・大安」を混雑予想日として案内している神社もあります。一方で、受付の仕組みは神社によって違うため、参拝する神社の公式サイトのお知らせやカレンダーを事前に見ておくと安心です。

安産祈願の神社を選ぶときの4つの視点

有名な神社でなくても、自宅から通いやすい地元の神社で安産を祈ることに変わりはありません。選ぶときは、次の4点を比べると決めやすくなります。

  1. 予約の要否:予約できない神社が多い一方、事前登録で手続きを短縮できる神社もあります。
  2. 受付時間:8時台から受け付ける神社も、15時で終わる神社もあります。
  3. 初穂料(祈祷料):3,000円以上の神社から、20,000円の特別祈祷まで幅があります。授与品の内容と合わせて選べます。
  4. アクセスと駐車場:妊娠中は、駅からの距離や階段、駐車場の有無・台数が大切です。

4つの視点のうち、迷ったときは「予約の要否」と「受付時間」を先に確認してください。この2つがわかれば、当日の動き方がほぼ決まります。

全国19社の安産祈願を比較【地域別ガイド】

当サイトで詳しく解説している神社・お寺を、地域別の表にまとめました。「公式に記載なし」の項目は、推測で埋めずに空けています。各社の行にある記事名のリンクから、アクセスや当日の流れまで読めます。

関東エリア(10社)

神社・お寺受付時間予約初穂料(公式)
水天宮(東京・日本橋)
(公式サイト)
8:00〜15:00電話予約不可(並んだ順)1万円〜(のし袋は不要)
鶴岡八幡宮(鎌倉)
(公式サイト)
8:30〜16:30公式に記載なし(要確認)1件につき10,000円より
寒川神社(神奈川)
(公式サイト)
8:00〜17:00(年中無休)公式に記載なし(要確認)3,000円以上
千葉神社(千葉市)
(公式サイト)
9:00〜15:30予約不可(事前仮登録で短縮可)個人5,000円より(現金のみ)
成田山新勝寺(成田市)
(公式サイト)
月と曜日で異なる予約不要御護摩料5,000円・1万円・2万円
氷川神社(大宮)
(公式サイト)
9:00〜16:00(30分ごと)事前予約なし(当日申込)5,000円から
大國魂神社(府中)
(公式サイト)
9:00〜16:00(随時)予約不要個人5,000円〜
大宮八幡宮(杉並区)
(公式サイト)
9:30〜16:30予約不要10,000円以上
日枝神社(赤坂)
(公式サイト)
9:00〜16:00Web事前登録あり(予約ではない)1万円から(現金のみ)
鴻神社(鴻巣市)
(公式サイト)
9:00〜16:00公式に記載なし(要確認)公式に記載なし(要確認)

関東は、社寺ごとの違いが大きいエリアです。水天宮(東京)は電話予約ができず、受付に並んだ順に案内されます。昇殿できる人数は日によって違い、公式サイトでは、土日祝の戌の日は妊婦さん1名のみと案内されています。同じ東京でも、日枝神社は「ご夫婦で受けられる」と案内されています。詳しくは各神社の記事でご確認ください。

成田山新勝寺には、安産祈願の専用の受付がありません。公式サイトの御護摩祈祷のお願いごと一覧にある「安産」を選んで申し込む形です。寺院と神社では、申し込みの方法が違う点も、あらかじめ知っておくと安心です。

東海エリア(2社)

神社・お寺受付時間予約初穂料(公式)
塩竈神社(名古屋市天白区)
(公式サイト)
9:00〜15:00(毎日)予約不可(当日直接申込)公式に記載なし(要確認)
伊勢神宮(内宮・外宮)
(公式サイト)
8:00〜15:30予約不可御饌5,000円以上/御神楽15,000円以上

伊勢神宮では、安産祈願のご祈祷を内宮・外宮の神楽殿で受けます。所要時間は、御饌が約15分、御神楽が約25〜40分と、公式サイトで案内されています。内宮の所管社である子安神社は、安産・子授けの神として崇敬されている参拝先です。

関西エリア(5社)

神社・お寺受付時間予約初穂料(公式)
中山寺(宝塚市)
(公式サイト)
安産祈祷9:00〜16:00/特別祈祷9:00〜15:30予約不要安産祈祷8,000円/特別祈祷20,000円
生田神社(神戸市)
(公式サイト)
9:30〜16:00予約不可(個人)10,000円
住吉大社(大阪市)
(公式サイト)
9:00〜15:50(毎日)予約不可祈祷料10,000円
わら天神宮(京都市北区)
(公式サイト)
8:30〜17:00予約不要安産祈願一式4,000円〜12,000円
岡崎神社(京都市左京区)
(公式サイト)
公式に記載なし(要確認)公式に記載なし(要確認)公式に記載なし(要確認)

中山寺の8,000円の安産祈祷は、お札を身代わりに祈祷してもらい、祈祷済みの腹帯「鐘の緒」とお守りを授与される形です。20,000円の安産特別祈祷が、祈祷殿での直接の祈祷(その時間に来た人との合同)になります。腹帯の巻き方や返納は、中山寺の腹帯(鐘の緒)ガイドで解説しています。

岡崎神社は、公式サイトに安産祈願の予約・祈祷料・受付時間が載っていません。電話(075-771-1963)で確認してから参拝します。わら天神宮は、妊婦さんの昇殿祈祷を行わず、社務所で授与品を受けて各自でお参りする形です。

九州エリア(2社)

神社・お寺受付時間予約初穂料(公式)
筥崎宮(福岡市東区)
(公式サイト)
9:00〜16:30個人は予約不要7,000円/15,000円〜
全国総本宮 水天宮(久留米市)
(公式サイト)
9:00〜16:00(随時)予約不要祈願初穂料5,000円から

筥崎宮は、本殿での結婚式や神事の間は受付できない日時があるため、公式サイトの祈願受付カレンダーで確認が必要です。遠方の方は通信祈願(安産成就)も使えます。久留米の水天宮は、東京の水天宮の元となった神社です。

腹帯は持っていける?神社ごとの扱いの違い

腹帯の扱いは、神社によって違います。公式サイトに書かれている内容だけを、次の表にまとめました。「持参した腹帯をお祓いしてもらえる」と案内している神社でも、受付で申し出る必要があります。

神社・お寺腹帯の扱い(公式の案内)
住吉大社ワコールの妊婦帯(腹帯)が授与される
千葉神社持参した腹帯も受け付け
寒川神社御祈願を申し込んだ方の持参した腹帯は、御神前でお祓いしてもらえる
日枝神社持参した腹帯も、受付で申し出れば一緒にお祓いしてもらえる。腹帯の授与は初穂料5,000円
生田神社持参した腹帯は、ご祈願のときに一緒にお祓いしてもらえる
水天宮(久留米)膝の上に持参すれば一緒に御祓い(種類は問わない)
大宮八幡宮安産腹帯「息長帯」が授与される
筥崎宮公式に記載なし(要確認)
伊勢神宮腹帯の持参は公式に記載なし(要確認)
大國魂神社持参して祈祷してもらえるかは公式に記載なし。受付で確認
成田山新勝寺腹帯の授与や、お祓いの可否は公式で確認できず(要確認)

表にない神社の腹帯の扱いは、各神社の記事に書いています。腹帯を持参するか迷ったときは、参拝前に電話で聞いておくと、当日あわてずに済みます。

安産祈願当日の準備と流れ

持ち物と服装の考え方

持ち物は、次のものを用意しておくと安心です。神社によって違いがあるため、事前に公式サイトで確認しましょう。

  • 初穂料:のし袋が必要かどうかは神社で違います。水天宮(東京)は不要と案内されています。必要な場合の書き方は、各神社の記事で解説しています。
  • 腹帯(持参する場合のみ。前の表を参考に、事前に確認してください)
  • 母子手帳と出産予定日がわかるもの(申込用紙に書く場合に備えて)
  • 飲み物と、体を冷やさない羽織りもの

服装に決まりがあるかどうかは、公式サイトで確認してください。妊娠中は、体を締め付けないゆったりした服装で、歩きやすい靴を選ぶと安心です。

当日の大まかな流れ

神社や寺院によって細部は違いますが、一般的には「受付で申し込む → 申込用紙に記入して初穂料を納める → 呼ばれるまで待つ → 祈祷 → 授与品を受け取る」という流れです。所要時間は、公式サイトで次のように案内されています。

神社・お寺所要時間の案内
氷川神社ご祈願そのものは約15分
筥崎宮約15分
日枝神社祈願は約20分(座ったまま受けられる)
成田山新勝寺御護摩は約30分
千葉神社約50分(待機30分+祈願20分)
伊勢神宮御饌は約15分、御神楽は約25〜40分

待ち時間は、日や時間帯によって変わります。公式に待ち時間の目安が書かれていない神社は多いため、時間に余裕をもって行き、体調がすぐれないときは無理をせず日を改めてください。

安産祈願のあとは、お宮参りの神社ガイドへ

安産祈願でお世話になった神社に、お宮参りでもう一度参拝する家庭もあります。お宮参りは、神社ごとに受付時間や初穂料が違います。次の記事で、事前に確認したいポイントを解説しています。

よくある質問

Q. 安産祈願は必ず戌の日に行かなければいけませんか?

A. 必須ではありません。鴻神社のように「戌の日に限らず、いつでも受付」と案内している神社があり、寒川神社も年中無休で受け付けています。体調が最優先ですので、妊娠5か月ごろの体調のよい日を選んで参拝してください。

Q. 安産祈願は夫婦ふたりで行くべきですか?

A. 決まりはありません。ただし、昇殿できる人数は神社や日によって違います。水天宮(東京)は、土日祝の戌の日は妊婦さん1名のみと公式に案内されています。日枝神社は「ご夫婦で受けられる」と案内されています。同行を考えている場合は、事前に公式サイトで確認してください。

Q. 腹帯は持っていったほうがいいですか?

A. 神社によって違います。寒川神社・日枝神社・生田神社・水天宮(久留米)は、持参した腹帯のお祓いを案内しています。筥崎宮や伊勢神宮のように公式に記載のない神社もあるため、持参する場合は事前に電話で確認すると確実です。腹帯がなくても、安産祈願自体は受けられる神社が多いです。

Q. 予約は必要ですか?

A. 当サイトで確認した範囲では、電話予約ができない神社が多いです。水天宮(東京)、千葉神社、塩竈神社、伊勢神宮、住吉大社、生田神社などは予約不可と案内されています。日枝神社と千葉神社は、事前登録で当日の手続きを短縮できます(予約ではありません)。鶴岡八幡宮・寒川神社・鴻神社は公式に記載がないため、要確認です。

Q. 複数の神社で安産祈願を受けてもいいですか?

A. 複数の神社でお参りすることを制限する決まりは、当サイトで確認した公式サイトには見当たりませんでした。ただし、妊娠中は体への負担が大きいため、無理のない範囲にしましょう。気になる場合は、参拝する神社の社務所に問い合わせてください。

Q. 初穂料はいくら用意すればいいですか?

A. 神社によって幅があります。寒川神社の3,000円以上から、中山寺の安産特別祈祷20,000円まで、比較表のとおり神社ごとに公式の金額が決まっています。金額が公式に載っていない神社(塩竈神社・鴻神社・岡崎神社)は、社務所に電話で確認してください。

まとめ|体調のよい日に、通いやすい神社で

安産祈願は、妊娠5か月ごろの体調のよい日に、通いやすい神社や寺院で受けるのが一番です。戌の日にこだわる必要はなく、予約の要否・受付時間・初穂料・腹帯の扱いが神社ごとに違うことだけ、参拝前に確認しておけば安心です。

  • 関東:水天宮(東京)・鶴岡八幡宮・寒川神社・千葉神社・成田山新勝寺・氷川神社・大國魂神社・大宮八幡宮・日枝神社・鴻神社
  • 東海:塩竈神社・伊勢神宮
  • 関西:中山寺・生田神社・住吉大社・わら天神宮・岡崎神社
  • 九州:筥崎宮・水天宮(久留米)

妊娠中の体調や参拝の可否は、一般的な情報ではなく、一人ひとり異なります。気になる症状があるときは、かかりつけの産婦人科の医師や助産師に相談してから参拝を決めてください。また、妊婦さん向けの無料プレゼントやお得サービスもあわせてご活用ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次